腰痛と戦うアラサーSEの記録

札幌でSEをやっているボドゲ好きライトオタクアラサーが、腰痛(仙腸関節炎)を患った日を境に少し不自由な日常生活を送ることになった日々の記録。完治を目指す腰痛、趣味、日々のことを記します

その体調不良と憂うつ、もしかして頸椎やってませんか?

今から一カ月と少し前、筆者はちょいと面倒な体調不良に悩まされていました。

 

ドクターショッピングの日々とメンタル系病の恐怖

 

最初は体のだるさ。

まぁ、だるい。吐き気もする。頭も重い。

これはなんか女性的なやつな気がする…と思い(軽い持病もあるので)行きつけの婦人科に行くも、血液検査の結果は「異常なし」。

 

次いで起きたのは左の鼻の穴奥の痛み。だるい、吐き気、頭痛、にこれ。

痛みはアレです、水入った時みたいなやつです。

これは耳鼻科か~と検査するも「異常なし」。

 

鼻の痛みが少しおさまってきた頃、今度は頭痛が更に酷くなり、時折めまいも発生するように。

もしかして、これって…脳じゃない!?と思い、脳神経外科へ。

CTも受けた結果は「首の凝りが鼻の痛みや頭痛を引き起こしているね」という事でした。

理由が分かると人間少し安心するもので、薬とシップを貰いました。

しかし、症状は少しよくなった…か?という感じで、改善には程遠い状況でした。

 

ここまでで症状発生から2週間以上。仕事にも支障が出てきて、これいつまで続くんだろう、と休日に外出もせず、沈んだ日々を過ごすように。

 

実はこの間、別件で歯科にも行っていて、「前歯の神経死んでますよ」宣告を受けており、

(十年以上前に強打した歯が今さら死ぬのかよ!!)

という驚きも相まって、落ち込みはピークに。

 

そんな時、突如襲った初めての過呼吸

お風呂上りにソファで横になってテレビを見ていると、あれ、なんか息苦しい。息を吸っても吸ってもうまく肺に届かないような、と呼吸が速くなり、どんどん上がる心拍。

…いや~死ぬかと思った。

 

体調不良で気分の沈んでいる私は、これって流行りの精神的なヤツじゃないの?

とうつやパニック障害を調べるように。

ま~当てはまる当てはまる。

原因不明の体調不良が全部うつとかパニック障害になっちゃう理由分かる~。

と今では冷静に思うものの、当時の私は、

(このままうつやパニック障害と診断され、仕事も生活も困難になってしまうのだろうか…)

と本気で悩むように。

ただ、精神的なもので片付けるには一つ大きな問題があった。

 

……あれ?鬱やパニック障害になる理由がなくね?』(° °)

 

仕事も最近落ち着いてたし、今までの生活と比較してもこの数カ月はかなり平和に過ごしてきていたよね?

イライラすることも減って、菩薩に近づきつつあったじゃないか。

思い当たる節がないぞ?

※もちろん、そういう思い当たるムリをしている人たちは早めにメンタルクリニックを受診した方がいいと思います。本当に早めに。

 

やっぱりこれは体に問題があるに違いない!

と私はかかりつけの内科医にすがり、血液検査や動脈検査もするも、やはり結果は「異常なし」。

 

不調から三週間。別件の歯科も含めて5つの病院を巡っていたことになります。

これが巷で流行りのドクターショッピングというやつか…。

この間に飛んでいったお金は、しがないSEにはなかなか辛い額となっていました。

 

●内科的な問題が無いと言うのなら…

 

かかりつけの内科医にも異常ありません、と言われ落ち込んだ私。

ドクターショッピングしていた事も伝えていたので、更に内科医は続けました。

 

「内科的な問題は無いと思います。ストレスとかありませんか?仕事が忙しいとか…」

 

こ、これはメンタルクリニックのすすめ…!

多分、仕事が繁忙期だったら、そのままメンタルクリニックに行っていたんではないでしょうか。

行っていたらどうなっていたんだろう、と考えると少し怖い気もします。

 

「いや~、それが全然無いんですよね」(° °)

 

と答えて内科をあとにした私は、その足で別の病院へ向かいました。

 

内科的な問題がないなら、メンタルの前に外科的な問題を見てみるべきじゃないか?

と思ったのです。

脳神経外科で言われた首の凝りがヒントでした。 

 

で、この選択が大当たり。レントゲンとMRIの診断結果は、

「頸椎症です」

 

 

●頸椎症って何?

 

素人調べによると、首に負担かけすぎて、首の頸椎という骨の間がすり減った状態になることを頸椎症というらしく、とにかく色々な症状があるわあるわ…。首の痛み、頭痛、手のしびれのほか、パニック障害やうつに似たような症状が出る場合も…。

それなら近年のうつ病増加ってパソコンやスマホによる頸椎症の増加も原因の一つなのでは…痛みで気も滅入りますし。

 

この診断以降、

  1. 枕を変えて、
  2. 極力首に負担をかけないよう姿勢を正し、
  3. 整形外科で処方してもらった痛み止めと湿布をし、

首の炎症時期をやり過ごし、発生から元の生活に戻るまで結局一カ月以上かかりました。

すっごく軽い頸椎症でこれです。


その間、出張で飛行機に乗る機会があったんですけれど、着陸準備に入って高度を徐々に下げていくときに首に鈍痛が走ったりしました。気圧の変化ですかね。雨の日も辛かったな。


今でも、ちょっと無理をすると首の左が重くなり、左の後頭部に片頭痛が起きます。

だから、完治とは書けないんです。

頸椎の間の狭まった間隔は、元に戻りません。

悪化させないようにうまく付き合っていくしかないです。

あんまり酷い症状の場合は手術という選択肢があるようです。

 

●私が頸椎症になった姿勢

 

私の場合、頸椎症になった原因姿勢は、頸椎の箇所とすり減り方を整形外科医から説明を受けてすぐに思い当たりました。

うつ伏せになって首だけあげてスマホをしていたあの姿勢!

毎日布団に入ってぬくぬく長時間やってたんですね。

そらおかしくなるわ…。

みなさんもどうぞお気を付けください。

スマホ、パソコンはほどほどに。

絶対首に長時間負担かけたらダメよ!

首めっちゃ大事!