腰痛と戦うアラサーSEの記録

札幌でSEをやっているボドゲ好きライトオタクアラサーが、腰痛(仙腸関節炎)を患った日を境に少し不自由な日常生活を送ることになった日々の記録。完治を目指す腰痛、趣味、日々のことを記します

腰痛闘病戦記4「歩き始めて変わったこと」

仙腸関節からくる腰痛を患って以降、理学療法士さんの教えに基づいて歩き始めた私。

歩き始めて2週間ほど経った現在の状況を記録。

 

札幌も桜の咲く季節になりました。

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1,座っていられる時間が延びた

最悪期には15分しか椅子に座れなかった私ですが、腰にクッションを挟んだ状態で、ついに2時間座り続けることに成功しましたー!やったぜ!

歩いている事が良いのか、自然治癒の結果なのかは不明。

でも患っている側からすれば回復すれば理由なんて何だっていいのだ!

ただ、やっぱり腰に違和感はあるし、堅いイスに座り続けることが辛いことに変わりはない。

この違和感がいつ取れるのか、あるいは取れないのか。今後も要観察。

 

2,食べる量が増えた

歩き始めてとにかく食べる量が増えた。

もともと燃費が良くないのに歩き始めたことで更に悪化し、財布へのダメージがハンパ無い。

でも、こんだけ食べられるようになったんだし、せっかくだから食べ歩きの記録を別のブログに書いていこうと思う。

…この爆食が腰痛改善を遅らせている要因の一つなのかもしれないけれど。

 

3,腰以外はすこぶる健康になった

垂れていた肉はすっかり無くなり、歩き回っても疲れなくなった。

痩せすぎだった貧相な体に少しずつ肉と筋肉がついてきた。

腰以外は腰痛になる前よりはるかに健康になっていると思う。

それはメンタル的な面も含めて。

 

4,楽観的かつ短絡的な思考になった

腰痛の原因はパイプ椅子で毎日12時間以上仕事をしていた事だと私は思っている。

しかし、因果関係を証明できなければ労災にはならない。

結局、一生懸命仕事をして体を壊しても、会社が規定以上に何かしてくれることは無い。もちろん、人生を保障してくれるわけでもない。

極端な話、会社はただ毎月お金を指定した口座に振り込んでくれるだけだ。

しかも私のような派遣SEの場合、稼いでいるお金の半分以上は手元に入らない。

だから仕事のために無理を続けることは止めた。無理するほどの賃金でもない。

以前の自分なら、こんな考えの人間を白い目で見たと思うけれど。

責任感を弄ばれて時間と労力を搾取されることに高尚な意味合いを持たせて必死に自我を保つ。

ドMか!

そんなことより、大事なことは腐るほどある。

クレヨンしんちゃんと私

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先日、劇場版クレヨンしんちゃん(通称、劇しん)のDVDボックスが発売され、いちクレしんファンとして、もちろん購入した。

観ていない映画は24本中3本。
ライトなファンなので、全てはおさえていなかったりする…。

今から25年前に始まったクレヨンしんちゃんのアニメ放送。子どもたちの中で爆発的なムーブメントになった事を、当時幼稚園児だった私は覚えている。
周りの子どもは(もちろん私も含め)誰もがしんちゃんの声真似をして、上手い子が人気者になった。さすがにパンツを脱ぐ子は居なかった。
それでも、親が子どもに見せたくない番組ランキングで常に上位にランクインしていた気がする。今もなのかな?

幸い、我が家はその辺りの締め付けがゆるかったので、しんちゃんが見られない事態は発生しなかった。
原作漫画だって子ども向けではないし、今思えば、親が見ても面白かったのだと思う。
毎週欠かさずアニメを見せてくれていたし、小学校低学年までよく映画に連れて行ってもらった。

ちなみに、観ていない映画もあるので暫定的な順位になるが、今のところ私の好きな劇しんは以下のような感じ。

1,オトナ帝国の逆襲
2,逆襲のロボとーちゃん
3,戦国大合戦
4,ベンダーランドの大冒険
  栄光のヤキニクロード
5,ブタのヒヅメ大作戦


クレヨンしんちゃんが始まった頃、しんちゃんは5歳で、私は4歳だった。
そして今、しんちゃんは5歳のまま、私はアラサーになった。

せっかくボックスを買ったのだから、時間をかけてでも全て再鑑賞するつもりだ。
アラサーの心で改めて観た時、上の順位に変動が起きるかもしれない。
それが、楽しみだったりする。

腰痛闘病戦記3「自分でしていること、しないこと」

仙腸関節からくる腰痛を患って以降、完治のために色々なことを試している。
病院治療や民間療法を除き、現時点で自分が意識的に行っていること、そして止めたことは以下の通り。

※あくまで個人的にしていること、していないことであり、これが腰に良いのか悪いのかは全くの謎です。


《していること》

1,豆乳ヨーグルトを食べる

これが腰痛と何が関係あるんだよ!
という感じですが、もともと下腹部痛と腰痛が同時にやってきていて(仙腸関節炎は下腹部痛を伴うこともあるらしい)、お腹が悪いのか腰が悪いのか分からなかったんですね。それをハッキリさせるため、腸内環境正常化を目的として食べ始めることに。
今まで下腹部が不調になると、腰にくることが多々あったので、内から改善する、という意味も含めてのヨーグルトです。私は豆乳ですが、お腹が強ければ牛乳のヨーグルトでも良いと思います。

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ちなみに、豆乳ヨーグルトにはメイプルシロップが超オススメ。


2,瞑想

最近流行っているアンガーマネジメントの一つ。うつ病自律神経失調症に効果的と言われる瞑想。とにかく内側から攻める私…。

目を瞑って、鼻から息を吸って、口から吐く。
大事なのはその際に呼吸だけを意識すること。
息を吸う、吐く、それだけを考えて過去についても未来についても考えない。ただ今呼吸していることに集中して…その先も色々ありますが、ググって専門家の書いている記事を読んだ方が100倍良いので割愛!


3,お灸

直接腰にやらないで、主に膝下に市販のお灸を据えています。もともと冷え性なので、血流改善しよう、という考えです。
とにかく直接攻撃はしない主義。
患部を刺激していいのか素人だと分からないので…。


4,散歩

理学療法士の先生から言われてスタート。
動かしていいのか安静にすべきかは、専門家に判断してもらってからだ!と思ったので始めたのはつい最近。最低3000歩と言われたので、毎日5000歩を目標に徘徊しています。


《しないこと》

1,体操

これは以前やってたんですが…。
ネットで見つけた体操を自分で勝手にやるのは良くないのかな〜と思いました、何となくですが。
もちろん、それで改善してる人もたくさん居ると思うので本当に個人的な考えです!
もし緩んで傷んでいるのに緩める体操をしたら、固くなっているのに締める体操をしたら…と思うと、ストレッチや体操は専門家に聞いて、効果的なものをやることにしようという考えになりました。


…と言う事で、日々主に内側から腰痛と戦っています。
少しずつでも効果が出ると良いな。

腰痛闘病戦記2「不安が痛みを重くする」

腰痛になって二ヶ月以上経ってようやく仙腸関節炎という診断名が付いた。
でも、その一ヶ月くらい前からネットで調べまくっていて多分そうなんだろうなあ…と思っていた。

今はネットに色々な情報が溢れている。
腰痛はもちろん、病気の情報が簡単に手に入る。

仙腸関節炎の症状。
なかなか診断名がつかない傷病であること。
仕事をやめざるを得なかった人や、何年も寝たきりになっている人の話。
仙腸関節炎だと思っていたら難病指定されている別の病気だった話。
闘病日記。
仙腸関節炎を治す体操、などなど。

腰痛が治らず、原因も分からなかった頃の私は、これらを一気に受け止めようとして、一度決壊した。
処理しきれない量の情報は不安しか生まなかった。
その不安がますます情報を欲して…完全に悪循環だ。

私の腰痛は治らないのかもしれない。
このまま、寝たきりになったらどうやって生きていけば良いのか。
仕事は?
家族のことは?
今後は?

完全に立てない、歩けないという状態でもないのに、どんどんと気持ちがふさぎこんだ。
周りは優しかったけれど、その優しさを申し訳なく思った。(でも、結局のところ辛い時に声をかけてくれる人の言葉が一番心には効く)

病は気から、とは正直思わないけれど、確かに気持ちの部分は大きい。

ネットで情報収集するのは大事だけれど、それで気持ちがやられては元も子もない。
スマホをポイッと捨てて、好きな音楽を聞きながら、横になって目を瞑ることも大事なのだと、今回の腰痛から日々色々なことを学んでいる。

腰痛闘病戦記1「仙腸関節炎になりました」

北国でSEとして働きながら婚活やボドゲを楽しみながら生きていた私が、体調を崩し二ヶ月以上が経った。
私の腰痛には「仙腸関節炎」という名前がついた。
この名前がつくまでに、二ヶ月かかった。
骨盤の、仙骨と腸骨の間の関節に負担がかかり炎症がおきたらしい。
今までいくら腰のMRIを撮っても分からなかったわけだ。
調べると、原因不明の慢性腰痛としてたらい回しになるケースも少なくないらしい。

症状としては
●腰痛(尾てい骨左斜め上の痛み)
●臀部痛(左臀部のしびれと痛み)
●下腹部痛(左下腹部の痛み)
●足の付け根外側の痛み(これも左足)

そして、特に日常生活に支障をきたした症状は
●仰向けで寝ると左足に激痛(このせいで酷いときは3日間まともに寝られなかった)
●15分以上座れない(臀部に激痛&腰がだる過ぎて起立、座位を保てない。これが一番辛く、一週間会社を休んだ)
●いつ治るか分からない不安

特に支障をきたした症状のうち、上2つはおさまりつつある。
時々痛みや違和感で目が覚めるが、寝られないことは無い。
今はどうにか45分くらいは座れる、はずだ。
でも、いつ逆戻りするか分からない。
この不安は腰が治ったと思えるまで、消えないのだろうと思う。

安静、鎮痛剤、筋トレという対処療法だが。

…うーん。

どうにか自分でできる事はないだろうか。
私は我慢弱い。
それが今までの人生でプラスにもなったしマイナスにもなってきた。
多分、これから腰のために色々と手を出して彷徨うことになるのだろうな、と思う。

完治すればいいなあ〜。
正直な話、まさかこの歳で腰を痛めることになるとはね…。
人生は何時だって、何が起きるか分からない。

ボードゲーム向上委員会 「第三話:怪獣王決定戦という闇」

ボードゲームを嗜むアラサーSEが布教したいボードゲームを勝手に紹介する羽毛のように軽い記事です。

 

●前回までのあらすじ

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ゴジラ「二人でプレイしちゃダメだぞ☆」

 

 

●疑心、運ゲ、そして焦土となった

 

では早速プレイしてみましょう!

まず、山札から一枚めくります。

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ペラッ

 

筆者(…ショボい)

 

ではみなさん、

各自、手札から一枚プレイするカードを選んで裏のまま出して下さい。

せーので表にしますよ!

 

せー

NOOOOOOOOOOOOOOO!!!

 

そんな普通のやり方が怪獣に通用するわけがありません!

手札の出し方は、

最初のプレイヤーから順に、手札を一枚、表にして場に出す。

これです。

※二回目以降の最初のプレイヤーは、直前にポイントカードを獲得した人となります

 

筆者(…え?人の出した数字見えちゃっていいの?バッティングゲームなのに?)

 

この瞬間、皆と被らないような数字を考えよう!

という無垢な考えは、宇宙の彼方に良心と共に消え失せます。 

自分の出す数字でいかに相手を出し抜くか、誰を陥れるか。

そればかり考え始めるようになります。

 

そうしてゲームを進めていくうちに、全員があることに気付きます。

 

…マイナスポイント多くね?

 

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(※自分のシンボルカード怪獣のマイナスカードを取ると+ポイントに化けます)

 

一番ポイントを取った人が勝ちと言っておきながら、

体感的にマイナスカードとプラスカードの割合は2:1。

めくってはマイナス、めくってはマイナス…。

必然的にマイナスカードを押し付け合う醜い争いを繰り広げることに。

 

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…そう思うとなんだかこのカードがとても素晴らしいものに見えてきましたね。

ただどう見てもウルトラマンのパチモンじゃ

 

誰かが上のカードを取ったと仮定して、話しを進めましょう。

このウルトラマンもどきを取ったプレイヤーが、山札から一枚カードをめくります。

 

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ペラッ

 

全員(…い、要らない!)

 

そして全員が『1』を出したとします。

数字がバッティングしているので、このポイントカードは誰のものにもなりません。

先ほど山からカードを取ったプレイヤーが、再度一枚カードをめくります。

 

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ペラッ

 

この時点で、ポイントは先ほどのカードと合わせて『ー12』。

全員が『2』を出して、今回も見送られることに。

 

そして三回目。

 

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ペラッ

 

三枚のカードのポイント合計『ー17』

既に2回見送られているので、ここから闇のゲームが始まります。

 

3回目から、プレイヤー自ら場に出すカードを選ぶことが出来なくなります。

では、どうするか。

隣のプレイヤーにババ抜き方式で手札から一枚引き抜かれたカードで強制プレイ

となります。

 

つまり、

ー17ポイントを、大事にとっておいた手札『10』を引き抜かれて獲得してしまう

という不幸な事故が十分に起こりえるのです。

泣きましょう。泣くしかありません。

 

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もどき「元気出せよ」

 

 

しかし、-17ポイントを引き取って落ち込んでいるそこのアナタっ!

ご安心ください、まだまだ逆転可能です!

山札にはポイントカードの他に、実はこんなカードも入っています!

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じゃーん!

イベントカードと呼ばれるカードで、山札からこれらが現れた瞬間、

山札をめくったプレイヤーに対して効果が発動されます!

(上記以外にも複数イベントカードが存在します。記述に従ってプレイしましょう)

 

つまり、ー17ポイントになったとしても、タイムワープ消滅作戦を引けば焦土に!

 

どんなにポイントを稼いでいても、

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タイムワープ消滅作戦一つで焦土に!

 

山札最後の一枚であっても、

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それがタイムワープ消滅作戦であれば焦土に!

 

……。

 

スティーブン・R・コヴィーの名言と共にお別れしましょう。

『信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生』

 

グッバイ

 

 

※怪獣王決定戦の紹介はこれで以上になります。

今後の委員会活動は未定です。(2016年12月6日現在)

ボードゲーム向上委員会 「第二話:これから怪獣王決定戦の話をしよう」

ボードゲームを嗜むアラサーSEが布教したいボードゲームを勝手に紹介する羽毛のように軽い記事です。

 

●前回までのあらすじ

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生存者発見!衛生兵ー!

メディーーーーック!!

 

 

●本題入りますね

 

サクッと箱を開封しましょう。

するとカードが出てきます。

 

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これはシンボルカードと呼ばれるカードで、

この中から怪獣王にしたい怪獣を一体選びます。

怪獣選びは早いもの勝ちです。勝負はすでに始まっています。

(※そんなルールはありません)

だいたいビオランテガイガンが余ります。(偏見)

 

筆者(…うだうだ迷っているあいだにキングギドラメカゴジラも取られてしまった。モスラは粉っぽいし、ビオランテは私の美意識に反する。ガイガンはよく知らないから、ゴジラにしよう)

 

と、怪獣を選ぶと、その怪獣に付随するプレイヤーカードなるものも一緒に受け取ることに。簡単に言うと手札ですね、手札とします。

各怪獣ごとに用意されている8枚の手札には、1~10の数字が書かれています。

8枚しか無いので1~10のうち、2つの数字が歯抜けになります。

どの数字が無いのかは、各怪獣ごとに異なります。

 

で、その手札を使って何をするかと言うと、

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このように点数の書かれているポイントカードが山札として置かれているので、

上から一枚ペラッと表にして、そのカードを手札を使って奪い合い、

獲得ポイントが一番高かった人が勝ち!というゲームをします。

 

筆者(…バッティングゲームか。あるあるだからルールは分かりやすいね)

 

ポイントカードをゲット出来る人は、全員が一枚ずつ場に手札を出した時点で一番大きな数字を場に出したプレイヤー…

ですが~~

その数字が誰かと同じだと、アウト!

 

筆者(あるあるだね)

 

ポイントカードを獲得するためには、

誰とも被っていない中で最も大きい数字の手札を場に出したプレイヤー

になる必要があります。

 

筆者(あるあ略)

 

一度使用した手札は、8回プレイして、手札が無くなって、再度手札を全て補充して再開するまで戻ってきません。

その他細かいルールはありますが、基本的な流れはこのような感じです。

 

なるほどね。

つまりめっちゃ普通のゲームということか。

 

ルールをサラッと読んだ時点で、筆者はそう思っていました。

そう、プレイするまでは…。

 

第三話に続く

 

●おまけ

なんとこのゲームには

プレイする前に避けておきたいトラップ

が二つほど用意されております。

今回は特別にそれらをご紹介しちゃいましょう!

 

① プレイ人数

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箱には2人~6人と書いてありますが、

2人でやってはいけません。

この表記に騙されず、3人以上でプレイすることをオススメします。

 

②ゲームの終了

説明書には『山札が無くなったら』と書いてありますが、

ポイントカードは42枚。

正直飽き…結構な時間がかかるので、16回とか24回と決めて

プレイしても良いと思います♪